皆さんこんにちは
初心者のためのフィットネス情報局編集長のTAKAです
今回は私たちの日常を支えてくれる重要な相棒”筋肉”の基礎知識を共有します
筋肉は私たちの体を動かすために欠かせない組織ですが、その構造について詳しく知る機会は少ないかもしれません
運動初心者にとって、筋肉の仕組みを理解することは、効果的なトレーニングを行ううえで重要です
そこで今回の記事では、筋肉の構造について詳しく解説し、基礎的な知識を身につけていただきます
かなりマニアックな内容になっておりますので、頭に入ってこなかった方は何回も読み返してみてください
筋肉の種類
さて、我々の体にある筋肉ですが大きく「随意筋」「不随意筋」の二つに分類されます

随意筋は自分の意志で動かすことができる筋肉です
これは何に該当するかというと、我々の生活を支えてくれている骨格筋のことを指します
不随意筋は自分の意志で動かすことはできない筋肉です
これは、心臓や内臓血管など、普段意識しなくても自動で働いてくれる器官を指します
ここからは、数ある筋肉の中でも骨格筋にフォーカスを当てて話していきます
骨格筋の構造
ここからは骨格筋について話していきます
骨格筋と聞くとみなさんはこのようなものを思い浮かべるのではないでしょうか?

このように一つの筋肉を思い浮かべられるかもしれませんが、実際はかなり細かい階層構造になっております
どんな階層構造になっているかというと、

我々の筋肉は、筋線維・筋原線維・フィラメントというものがいくつも束になって作られています
以下にそれぞれの詳細に関して説明しています
- 骨格筋(Skeletal Muscle):
- 体を動かすために存在し、自分の意志で収縮・弛緩をコントロールできます
- 筋線維(Muscle Fiber):
- 骨格筋を構成する細長い細胞で、一つひとつが筋肉の基本単位となります
- 筋原線維(Myofibril):
- 筋線維の内部には多数の筋原線維が詰まっており、筋収縮の中心的な役割を果たします
- フィラメント(Filament):
- 筋原線維はさらに「アクチンフィラメント」と「ミオシンフィラメント」の2種類の細い繊維から構成され、これらが互いに作用することで筋肉が収縮します
筋肉の微細構造
ここからは筋肉の微細構造ということで、骨格筋や筋線維よりもさらに小さい組織のお話しです
筋肉の最下層組織は筋原線維の内部に存在しています

アクチン(Actin):
- 細いフィラメント(アクチンフィラメント)の主成分で、筋収縮の際にミオシンと結合します
- ミオシン(Myosin):
- 太いフィラメント(ミオシンフィラメント)の主成分で、アクチンと相互作用して筋収縮を引き起こします
- タイチン(Titin):
- 筋原線維の弾性を保ち、筋肉が適切な状態を維持できるようサポートする巨大なタンパク質
これら微細な筋組織が伸び縮みを繰り返すことで、歩いたり走ったりジャンプしたり、様々な活動を行えるというわけですね
今回は構造について言及していますが、今後は筋肉が伸び縮みするメカニズムに関しても解説していきたいと思います
一気にすべてを覚える必要はありません
なんとなく「私たちの筋肉って階層構造になってるんだなー」って感じでOKです
筋肉の基礎知識まとめ
いかがでしたか?
今回の記事では我々が生きるうえで欠かせない筋肉の基礎知識を皆さんに共有しました
中には難しすぎて途中でギブアップされた方もいるかもしれません
なかなか内容が頭に入ってこなかったとしても何回も繰り返して目に触れるだけで筋肉の知識は身に付きます
なかなか覚えられないという方は、筋肉の構造を解説している図だけでも頭にこびりつかせてみてください!(笑)
筋肉のこともいいけど、もっとエクササイズの正しい方法について知りたいという方は、他の記事も参考にしてみてください!
それでは今回はここまで!
皆さん、ありがとうございましたー!!
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